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2016-05-01

初音ミクと歌舞伎がコラボした今昔饗宴千本桜が素晴らし過ぎた

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もうひとつ、ニコニコ超会議2016関連の記事(ただの感動)です。

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超歌舞伎「今昔饗宴千本桜(はなくらべせんぼんざくら)」が、いろいろな意味で素晴らしかったです。

 

大人気ボカロ曲「千本桜」と、歌舞伎を代表する作品のひとつ「義経千本桜」会場での写真は禁止だったので、気になる方は説明よりも、タイムシフトでご覧頂きたい。

chokabuki.jp

上記ページから、観れるので、タイムシフトでご覧頂きたい。

 

5月30日までの限定公開なので是非、タイムシフトでご覧頂きたい。

(大事なことなので3回言っときますね)

 

私は会場で2回観てしまったのですが、素晴らしポイントは以下だったと思います。(ネタバレちょっとだけありです)

 

歌舞伎を全く知らない人でも楽しめる工夫

歌舞伎の楽しみ方の説明

公演が始まる前に、歌舞伎の「大向う」の習慣の説明があります。(お芝居が盛り上がったところで屋号を呼ぶかけ声のこと)

獅童さんは「萬屋〜!!」初音ミクさんは「初音屋〜!!」です。どんどん声出してくださいと煽られます。

ストーリーの説明

3時代が入れ子になるストーリーだったんですが、登場人物は誰でどういう人物か、全て映像付きで説明が入ります。これでユーザーがストーリーを追うという作業が必要無くなります。

 

台詞には全て字幕がつく

私は歌舞伎を観るのは高校生以来だったんですが、歌舞伎の台詞って昔言葉で、あの独特な言い回しで、ぶっちゃけ何いってるかわかんないんですよ。

「え、今なんて言った?」って考えながら観ていると、どんどんストーリーが先にいって置いていかれちゃう!って言う事がないように工夫されていました。役者さんは嫌でしょうけど・・・

 

歌舞伎の良いとこギュっと凝縮

私が昔歌舞伎を観たときは、結構芝居で、台詞を喋っているシーンが長かったり、単調な踊りが長く続いたり・・・という感じだったんですが、超歌舞伎に関しては、派手な立ち回り、見得、演出などなど「あ、これが歌舞伎のイメージ!」というシーンに出会えるよう構成されていました。

 

もちろん、できる限りの最新技術でどやっ!

初音ミクさんはAR(って言っちゃダメなのか)、巨大スクリーンに映し出される、戦闘シーン等のアニメーションもめちゃめちゃ金かけてる感ありありでした。主役の佐藤忠信(中村獅童)の立ち回りを、リアルタイムでスクリーンに投影して、分身の術!みたいな演出は、「おおお!すげー!!」と単純に歌舞伎を知らなくても楽しめます。

 

ユーザー参加型ストーリー

これがニコニコ動画にしかできない醍醐味です。一番アガったのは、中村獅童の台詞で

「ニコニコユーザーのコメントを得て」

「言の葉で千本桜を・・・」

というのが入っていた部分ですね。あれは、ネット生放送のユーザーのコメント心煽ります。(歌舞伎界OKなんですね)

 

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photo by: ニコニコ動画スクリーンショット

 

日本の伝統芸能で敷居が高いという印象の歌舞伎を初音ミクとコラボさせて、誰でも楽しめるエンターテインメントにし、「あれ、歌舞伎って意外に面白いのかな?」と若いユーザーを歌舞伎に足を運ばせるきっかけになり得るのではないでしょうか。

 

また、初音ミクとのコラボという、海外ユーザーでも絶対楽しめるコンテンツなので、ぜひとも海外配信、いや、クールジャパンとかぶつぶつ呟いている間に、まずこの演目の海外公演をやればいいと思います!絶対日本のエンターテインメントの魅力が伝わるはずです。

  

にしても、今回、歌舞伎の公演を観て、歌舞伎役者がモテるのがわかったわぁ。子供の頃から伝統芸能やってます!って肩書きと、普段のギャップ。

 

最高やないか。

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