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2016-05-22

レコード会社のアーティスト公式ページ、もはや不要説

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アーティストの公式ホームページはとても重要なツールだと思います。

 

WEBを使ったアーティストプロモーションで、代表的なツールと言えば

 

・公式ホームページ

・ソーシャルメディア(Twitter、Facebook、公式LINE等)

・動画共有サイト(YouTube)

・ライブ動画配信(二コ生、ツイキャス、LINELIVE)

 

その中でアーティストの公式ホームページの役割って、その名通りアーティストを世の中に伝えるハブになる「WEB上のホーム」みたいなものだと思います。ここにくれば全ての情報が集約されている状態。アーティストの歩んできた歴史を確認したり、Twitterに飛んだり、YouTubeの動画に飛んだり。

ところが、もう一つ気になるのは、レコード会社のアーティスト公式ページの存在です。

 

レコード会社のアーティスト公式ページ、もはや不要説

なぜ2つページがあるのか?といったら、完全なる作り手側の事情です。

・ホームページ(=事務所が制作)

・アーティストページ(=レコード会社が制作)

というだけで、ユーザーからみたら、2つもいらないんですよね…実は。

音楽を聴く時って、大抵の人はアーティストのレコード会社を意識することはないと思います。

 

例えばサカナクション。スマホでGoogle検索すると以下のようになります。

赤枠:サカナクションホームページ(事務所HIPLANDMUSIC)

青枠:サカナクションアーティスト公式ページ(レコード会社ビクター)

f:id:gakoara:20160521152329p:plain

「公式サイト」と名乗ったサカナクションのサイトが検索結果の上下に出てきてしまいます。

しかも最近のGoogleさんは素晴らしくって、アーティスト名「サカナクション」を検索すると、検索した人が欲しいであろう情報を検索結果にしっかり出してくれます。サカナクションの場合は上から、

 

アーティスト写真(Wikipediaリンク)

人気のYouTube動画

メンバー(写真付き)

アーティスト公式サイト(事務所HIPLANDMUSIC)

Wikipedia

トップニュース

またまたYouTubeリンク

サカナクションアーティスト公式ページ(レコード会社ビクター)

 

・・・レコード会社のアーティスト公式ページに行き着くの遠っっ!!しかもサカナクションを知りたいユーザーが欲しい情報、全てGoogleさんが検索結果の掲載してくれてますやん。

なんともレコード会社にとっては切ない状況になっています。

 

一番運用がらくちんで、ユーザーにとって親切なのは、レコード会社のホームページは、アーティストのリスト、リリースリストだけ作ってしまって、自社で公式ページを作らないで、事務所のページに直接とばしてしまえばいいと思います。

 

とは言え、レコード会社が1社でないアーティストだったり、小さい事務所のアーティストは自分たちでホームページをリアルタイムに更新できなかったり、レコード会社的にホームページのデザインを統一したいだったり、CDをちゃんと紹介したいだったり・・・考えてみたらいろいろな大人の事情がありますね。

では、レコード会社のアーティストページはどうすれば有効利用できそうでしょうか? 

 自社ECを整え、ECサイトにきっちり誘導する

自社ECで販売すると、EC部門の売上げも立ちますし、何よりファンの個人情報を取得できます。ファンのメアドを取得できれば、新譜発売時にメルマガを送ってで購入を促進できます。

 

レコ社のホームページの意義はこれでしょう、もうこれくらいしか2つアーティスト公式サイトがある必要性がない気がします。しかも大抵のユーザーはAmazonでCDを買ってしまうと思うので、レコード会社ECオリジナルの「特典」を準備することも必要です。

 

・自社ECサイトを準備し誘導する

・自社ECサイトではオリジナルの特典を付ける

(しかもその特典はタワーレコードやHMVとは違うオリジナルのもの)

・ユーザーの情報を取得し、CRM施策を行ってユーザーとの関係性を構築する

 

以上の事をやらない限り、基本的にレコード会社のアーティストページって不要

(もはや無駄な運用)だと思います。

 

どうせあまり見てもらえないページを一生懸命更新するなら、CDリリースごとに、企画を考えて、特集ページを作って、ソーシャルメディアやライブ動画配信を使いながら、盛り上げて、結果を出す方がよっぽど価値があるのではないでしょうか。

 

後日補足

レコード会社がアーティストページを運用すべきではないといいたいのではなくて、それぞれの会社で事情がある中で出来るだけ効果的なWEB作りができるといいですね。という意図です。分散型メディアと時代、集約すべきオウンドメディアは多くなると非効率とも考えています。

sakanaction.jp

www.jvcmusic.co.jp

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