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2016-06-13

先週気になったデジタル×エンタメニュースBEST3(2016/6/6〜6/12)

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先週気になったデジタル×エンタメニュースをご紹介します。今週は印象深いインタビュー記事を取り上げています。

元レディーガガのマネージャートロイ・カーターがSpotifyにジョイン

こちらはびっくりニュースです。


トロイ・カーターと言えば、音楽マーケティング・マネジメント会社atomfactoryを率いています。トロイ・カーターの採用目的は、レコード会社、アーティストや作曲家とのリレーションを強化するためだと言われています。
確かに、Spotifyがグローバルで有料会員3000万人をかかえるサービス(2016年3月現在)とはいえど、アメリカ発のAppleMusicやTIDALに比べると、スウェーデン発のSpotifyが、レコード会社との連携部分で遅れをとっており、強化すべきポジションなのも納得です。

にしても、音楽業界の大物マネージャーが、今は起業家になっていて、Tech系スタートアップの幹部になるというのは、日本ではなかなかあり得そうにない人事なので面白いです。

デジタルにおける有料コンテンツの「価値」とは?

小学館デジタル担当役員 大西豊さんへのインタビュー記事です。


出版業界は最もアナログな業界のひとつなので、デジタル化に関しては苦労している業界だと思います。そんな中で、凄く納得できる考え方を話されていたので、紹介したいと思います。

出版社にとってデジタル化された書籍は「電子書籍」と呼ぶことが一般的です。しかし、これは出版社側からみた呼び名であって、読者、ユーザー、オーディエンス側にとっては「デジタルコンテンツ」のone of themでしかない。決して特別なコンテンツではない。このギャップこそ、「レガシーメディア側の悲劇の始まり」です。

全てのコンテンツは、デジタルに移ったとたんに、one of themなんですよね。ユーザーがスマホをいじっている限られたスキマ時間の中で、ゲームをするのか、ニュースをみるのか、電子書籍を読むのか、音楽を聴くのか。その選択はスマホライフの中の一部でしかなく、ユーザーの自由です。一方提供者側は「本業コンテンツのデジタル化」意識で提供していると思うのですが、その考えそもそもが、ユーザーの利用シーンとマッチしていないんですね。提供者側のエゴな目線でのサービス提供は捨てなければならないなと痛感した記事です。

動画再生数合計7000万超のプランナー直伝「バズのツボ」とは?

動画マーケティング、プロモーション面でとても参考になる良記事です。長めのインタビューですが是非読んでみてください。


スマホジャックで話題になったlyrical school の『RUN and RUN』のMVや、C.C.lemon『忍者女子高生|制服で大回転』等をプランニングしたTBWA HAKUHODOの栗林和明さんへのインタビュー記事。

どんな映像にも普遍的に適用できる「6原則」と、媒体ごとに適用可能な「80の切り口」の2種類を「バズのツボ」として体系化して示されています。

6原則
バズの6原則

photo by:HRナビ記事より

「UNIVERSAL」はどこの国の人でも、無音でも、理解できる。
「DISCUSSION」は議論を巻き起こす、ついひと言物申したくなる。
「WOW」は予想できない展開がある。
「INSIGHT」は共感・納得を得られる。
「1st CATCH」は冒頭で心を掴む。
「1 WORD」はその企画をひと言で人から人へ説明できる。

80の切り口
バズの80の切り口

photo by:HRナビ記事より
ニュースサイト、Twitter、Facebook、Instagramそれぞれで使えるものが違うんですね。仕事の中でソーシャル施策を実施する場合、どこまで意識して企画投入できているだろう?ただHPと同じ同じ映像、文言を投稿していないだろうか?と考えさせられました。アイディアを考えると煮詰まってしまうのが常ですが、この80の切り口を2つ組み合わせると、約300パターンの発想ができるので、これを意識しているのといないのでは、自分の中の発想の引き出しの数が変わってくるのではないかと思いました。

最後に栗林和明さんがプランニングに関わった動画をいくつか紹介しておきます。

lyrical school 『RUN and RUN』


日産『インテリジェントパーキングチェア』


『猫バンバン PROJECT MOVIE by NISSAN』

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